男性のメイクと女性のメイクの大きな違いの一つは「お肌の艶感」です。
女性はお肌がピチピチと輝いて見えるように、目のまわりや鼻筋にハイライトを入れたり、頬にチークを入れて血色感を出します。
しかし男性の場合は、艶感はテカリに見えるためNG。
むしろ皮脂をおさえて、マットな肌を作ることで、清潔感を演出します。
あとは、まつ毛のお手入れ。
メンズメイクは基本的にはまつ毛にマスカラを塗りません。
大きな違いはこの2つ。
あとは女性のメイクとほぼ同じと考えてください。
男性メイクのポイントは、肌、眉毛、目、鼻、唇の5つ
まずはこの5つのメイク方法を学びましょう
メイクの前には必ず洗顔をして、余分な皮脂を落としてください。
せっかくメイクをしても、皮脂が浮いてきたら「化粧くずれ」がはじまります。
洗顔は化粧数と乳液で、しっかり保湿を。
これが、化粧崩れを防ぐ基本中のお手入れです。
その次に化粧下地をぬり、次にリキッドかパウダーのファンデーションを塗ります。
皮脂が多めの方ならリキッドから使って。
リキッドファンデを薄く塗っても、目の下のクマやニキビあとが気になるようなら、コンシーラで隠してください。
次に、パウダーファンデーションを塗ります。
リキッドとパウダー両方使う人はお肌に負担がかかるので、夜はしっかり落としてから寝てね。
ファンデーションで、お肌のダメージポイントやコンプレックスを隠すことができます。
お肌に大きな悩みがない人は、BBクリームと言われる、保湿液とリキッドファンデーションのいいとこどりをしたコスメを使うのもおすすめです。
ファンデーションかコンシーラーの選び方がわからなかったら、お店の人に聞いてOKです。
ドラッグストアやWEBで、男性用ファンデーションが売っているのでチェックして。
もちろん、女性用のマットタイプのファンデなら使ってもOK。
これで、ベースメイクのできあがりです。
まゆ毛の上下の余分な毛は剃ってしまいましょう。
伸びすぎている毛は、まゆ毛専用のハサミで短くカットしてください。
まゆ毛は左右対象になるよう、始めに形をつくるのがポイント。
ほとんどの人が、片方のまゆ毛が上がっているので、左右どちらかにそろえることになります。
平行なまゆ毛は男らしくキリッとするし、細く吊り上げて描くと神秘的なムードも演出できます。
まゆ毛をきれいにつくると顔が垢抜けます!
とても重要なパーツなので、しっかり練習して。
まゆ毛が薄い人はアイブロをON!
アイブロウとはまゆ毛を描く、ペンシルのこと。
ペンシルでまゆ毛の輪郭を作っておいて、その中をナチュラルに塗り足すようにパウダータイプのアイブロウをおいていけば、ナチュラルまゆ毛ができあがります。
まゆ毛だけで顔の印象は大きく変えられるので、いろいろな形や角度をためしてみて。
アイランを入れているホストはたくさんいます。
目を大きく見せる効果があるので、ぜひ覚えてほしいです。
ただし、アイライナーを使いこなすのは難易度高め。
女の子でも、苦手な人が多いのがアイラインの入れ方。
まぶたをとじてまつ毛の生え際を塗りつぶすようにラインをひいて。
目尻は跳ね上げすぎると不自然なので、目の形の延長線上を2〜3ミリはみ出す程度でOK。
目頭を少しオーバー気味に描けば、目が大きく見えます。
とくに目が離れ気味の人は目頭まで、しっかりアイラインを入れましょう。
アイシャドウは、カラコンと色のバランスを考えて、ほんのりまぶたに色をのせて。
うっすら色づいているくらいが色っぽいです。
鼻を高く見せたい人は、鼻筋の両脇にノーズシャドウを入れましょう。
ノーズシャドウとして売っているものもありますが、アイブロウを代用する人も多いみたい。
フェイスシャドウはワントーン暗いファンデーションでも代用できます。
ファイスラインに影をつけて、顔を小さく見せたり(シェーディング)、奥行きを作る効果があります。
奥行きができると、ホリが深い外国人のような横顔を作ることができますよ。
唇にはツヤをもたせて!
おもわず女の子が見つめてしまうような綺麗な唇をつくりましょう。
唇の色が悪い人はあらかじめ、唇にコンシーラーを乗せて、色をととのえます。
その上から、ほんのり色づくリップや口紅をぬってみて。
まるで韓国アイドルになったみたいに、顔色がパッとあかるくなります。
リップや口紅はお酒を飲んでいると色が落ちるので、お手洗いにいったときにすぐにお化粧直しができるようにポケットに入れておいて。
また、定期的に顔に浮いた汗や皮脂はテッシュでおさえて。
そうすれば化粧崩れを大小減に抑えることができます!
お化粧を落とすのは、メイク落としやクレンジングを使って丁寧に落としましょう。
毛穴の中に化粧汚れが残ったままだと、しだいにお肌がごわついてきます。
ニキビができるきっかけになることを忘れずに!