まず聞かれるのは志望動機です!
「なぜ、ホストをやりたいのか?」「ホストをやりたいと思ったきっかけは?」と聞かれるでしょう。
給料が目的だったら、「お金を稼ぎたいから」と素直に答えてOK!
努力をする人は必ず稼げる仕事なので、「お金」が動機になっている人は、やる気を見込まれるでしょう。
もちろん、「女性を接客したい」「話術をみがきたい」など、なんでもOKなので素直に答えることが重要です。
「何ヶ月で○○◯万円稼ぎたい」「目標は○○○○万円稼いで、〇〇したい」などと、具体的に答えられるとさらにいいでしょう。
「○○さんみたいになりたい」も、前向きで明確な目的なのでOKです。
また、過去にホストクラブで働いた経験や体験入店の経験も必ず聞かれます。
これも素直に答えて大丈夫です。未経験だから不採用になることはありません。
あとは、お酒が飲めるか、聞かれることもあるようです。
最近は「お酒が飲めない」「お酒を飲まない」ことを、売りにしているホストが増えています。
「お酒が飲めない」から不採用ということはないので、見栄を張る必要はありません。
面接官は「素直さ」もチェックしているので、できること、できないことははっきり言いましょう。
ホストの面接では、基本的に履歴書は不要です。
とは言え、持参する必要があるお店もあるし、面接終了後に履歴書のようなものを書かせるお店もあります。
ホストは物書きではないので、美文を書く能力は求められていませんが、読む人のために丁寧に書かれているかはチェックされます。
適当に殴り書きした文章や文字では、常識がない人と判断され、不採用になることもあります。
身分証は、必ず持参しましょう。
法律で、18歳以下(高校生不可)はホストで働くことを禁止しています。
お店も必ず年齢を確認するので、証明できものを持っていきましょう。
面接時の服装は、スーツがマストではありません。
最近ではネオホストと呼ばれる、おしゃれな私服で働くホストが増えているので、自分が思うおしゃれな服で大丈夫。
面接担当者が見ているのは「身だしなみ」です。
清潔感がある髪型や服装をしていることが重要です。
しわしわのシャツを着ていたり、清潔感のない髪型では、お店の雰囲気と合わないという理由で不採用になります。
あと、意外と自分で気がつかないのが、体臭や口臭。
体臭は制汗スプレーでコントロールできるので、気になる人は使いましょう。
口臭は、毎日の歯磨きが重要です。
黄色すぎる歯は歯科医院でクリーニングすれば、多少キレイになります。
本格的なホワイトニングは、笑顔に自信をつける効果があるのでおすすめです。
髪型を指定されることはないですが、やはり清潔感が大切。
かつてのホストはロン毛で、スジ盛りが定番でしたが、今は短髪も一般的になりました。
こざっぱりとした短髪や、軽くパーマをかけたショートヘアが正解です。
どんな髪型や髪色にしたらいいか困ったら、先輩ホストに聞いてみて。
自分が通っている美容院を、紹介してくれるかもしません。
自分なりに好印象を持ってもらえる服装や髪型を心がけ、先輩の真似をしたり、アドバイスを聞いていくうちに、見た目の印象は変わっていくでしょう。
面接担当者のチェックポイントでもっとも重要なのは、やる気と言葉遣いです。
本当にやる気があるのか、ただの興味本位のひやかしか、面接官は気付きます。
面接に遅れてくるような、だらしない人はやる気を疑われてNGになります。
そして、面接時に最も見られているのは「言葉遣い」。
ホストは接客業です。丁寧な言葉遣いは必須!
面接のときかも、相手の気分がよくなるような言葉遣いを心がけましょう。
また、面接官の前で、足を組んだり、腕を組むのもNG。
常識がない人と思われるだけです。
ホストクラブの店内は、音楽が大ボリュームでかかっているので、自信を持って大きな声でハキハキと受け答えてください。