ホストクラブにある4つの指名を紹介します。
・本指名
・場内指名
・送り指名
・ヘルプ指名
ホストクラブで本指名とは「永久指名」を意味します。
お店に行くと、毎回あなたの「担当」として、席について接客してくれます。
本指名の指名料金は、1回1,000〜5,000円程度。
席料や飲み物代にくらべたら高くないけど、毎回指名料が必要だと覚えておいて。
本指名は絶対変えられない、というのがホスト業界の掟。
そのため、担当とうまくいかなくなったり、嫌な思いをしたら担当を変えて欲しいですよね。
そんなときは内勤に頼んでみましょう。
もしかしたら、担当を変えてもらえるかもしれません。
ちなみに、本指名は1店舗1人。
グループ店でも、店舗ごとに本指名は変えられます。
永久指名と聞くと、本指名を決めるのは勇気入りますよね。
でも、初回は複数のホストと相性を試せるシステムがあるので、安心してください。
初回は、入店時に「男本」と呼ばれる、キャストのカタログを渡されます。
まずはカタログを見て、接客してほしいホストを3〜5人選びます。
選んだホストが順番にテーブルに来て接客してくれるので、相性や雰囲気を確認できます。
もし、その中で気に入ったホストがいたら「場内指名」をしましょう。
本指名と違って、「その日だけ」担当につくのが場内指名です。
初回は本指名なしで、場内指名で楽しむのが担当選びを失敗しないコツ。
初回だと、場内指名は無料です。
2回目からは、場内指名は500円〜1,000円必要になります。
ただし、2〜3回目の来店で、本指名を決めるのが暗黙のルールになっています。
いつまでも本指名を決めないと「お金がないケチな客」だと思われますよ。
担当が決まっていないお客さんの場合、帰りにお店の出口までエスコートしてくれるホストを選ぶことを「送り指名」といいます。
本指名がいる人は、担当がエスコートしてくれます。
本指名がいないフリー客には、お会計のときに内勤スタッフが、誰を送り指名にしたいか聞きます。
ホストは近くにいないので、遠慮なく気に入ったホストを指名しましょう。
テーブルについていないホストを選んでも大丈夫。
送り指名には指名料がかかりません。
店内にいるイケメンや服装が気になっていたキャストでも、選び方は自由。
ホスト側にとって送り指名は、売上に直結する重要なチャンスなんです!
送りのホストは、2人っきりの空間で印象的なエスコートをしてくれるでしょう。
連絡先を交換する時間もあるので、連絡を取り合っているうちに2回目の来店で、指名につながる確率が高いようです。
ヘルプは指名をしなくても、担当の雑用係としてテーブルについています。
本指名がほかのテーブルに呼ばれたときに、ヘルプが女性の相手をするのです。
どうせなら気に入っているホストをヘルプにつけたいと思う人は、ヘルプを指名することもできます。
ヘルプの指名料は500円〜1,000円程度です。
お店が暇なとき、ヘルプをたくさん指名して、盛り上げてくれるお客さんもなかにはいます。
ボトルやシャンパンをたくさん注文したら、勝手に「いただきま〜す」といって、自らヘルプになりにいくホストも。
担当がいるお客さんが友達を連れてきたとき、友達がヘルプを本指名するこがよくあります。
ヘルプも、指名されるチャンスがあるのです!
指名制度は、キャバクラをはじめとするナイトワークでは、もはや常識ですね。
本指名なしで、セット料金で飲んでいても、ホストたちは盛り上がれません。
ホストにとって指名は、モチベーションアップ、給料アップにつながります。
場内指名をつかって、いろんなホストと接して担当を選んで。
担当がいたほうが、ホストで遊ぶ醍醐味を味わえます。