そもそも爆弾行為とは？知って損はナシ！

そもそも爆弾行為とはなんなのかを説明していきましょう。結論から言うと爆弾行為というのは、「お店に損害を与える行為」のこと。

例えば「本指名がいるお客さまと一夜を過ごしてしまった」「本指名がいるお客さまと裏でこそこそ連絡を取っている」というような、お店と指名をもらっているホストに迷惑をかける行為が主に爆弾といわれる行為です。

他にも「お客さまの横で横になって寝ること」は接客中での爆弾行為ともいえますし、「ホスト同士の喧嘩」も営業妨害としてお店に対しての爆弾行為と言い換えることができますね。

爆弾行為をするとどうなるの？実例も踏まえて紹介

先ほど紹介した爆弾行為をしたらどうなるのか、結論はお店側からの「罰金」が課せられることが多いでしょう。金額は行為やお店によってバラツキがありますが、30万から100万円前後の罰金が課せられるところが多いと言われています。

爆弾行為をしたせいで月に◯◯万使っていたお客さまが来なくなった、月に◯◯万売上を上げていた売れっ子ホストが辞めてしまったなどさまざまな損害のケースがありますので、爆弾行為には注意が必要です。

実例を出すのであれば、「他のホストのお客さまを横取りして罰金100万円」というケースや、「他の担当がいるお客さまと大げんかをし、そのお客さまと担当ホストが切れてしまって罰金50万」というケースなど、爆弾行為の罰金は金額も非常に大きいものが多いです。爆弾行為をしなければこのような罰金を請求されることもないので、気をつけて接客をするよう心がけましょう。

こんな行為は「プチ爆弾」

そして大々的な爆弾行為でなくても、小さなプチ爆弾行為も存在します。罰金までは行かずとも、先輩ホストに注意されてしまう行為なので、できる限り心がけましょう。

そのプチ爆弾行為というのは

・お客さまに対して容姿のことを言う
・乱暴な言葉使いをする
・ライターの火を見せる
・他のお客さまの悪口を言う

というもの。お客さまとの会話で容姿に突っ込むことは、お客さまのコンプレックスに触れる原因にもなってしまいます。誰にでも使える「可愛いね」などは大丈夫ですが、その人だけに向けられた容姿の指摘は注意が必要です。

例えば「巨乳」や「スレンダー」などは一見コンプレックスに見えないかもしれませんが、本人からすると「巨乳で昔いじめられた経験がある」という人もいれば「太りたくても太れない」という悩みがある人もいるでしょう。そのため容姿に対するツッコミには注意が必要です。

そして暴言を吐いたり、他のお客さまの悪口をいうのもプチ爆弾行為といえます。暴言はその場にいるお客さまを不快に思わせてしまうため、控えるようにしましょう。例え自分の営業スタイルがオラオラ営業だとしても、不快に思わせるような暴言は控えるのがベストです。

そして他のお客さまの悪口を聞かされたお客さまが思うことは、「私も他のテーブルで悪口を言われているんじゃないか」ということ。それではお客さまが不快に思い、その場を楽しむことができませんよね。お客さまが不快に思うことは全て爆弾行為と思い、接客をするといいでしょう。

年齢や職業の話はNG！話す内容にも気をつけよう

そして会話の内容にも、気をつけるべき爆弾行為があります。それは「お客さまの年齢」や「職業」「彼氏の有無」などのプライベートを詮索するような会話をすること。

ホストクラブに来る女性は、20代から50代など年齢も幅広いもの。とくに日本の女性は年齢を気にする方が多いので、年齢を聞かれると不快に思ってしまう人もいます。職業もさまざまで、「夜職で働いているのを友達に隠している」という人も存在します。そのため、その場でお客さまの職業をホスト側からズカズカ聞くのはNGな爆弾行為とされているんですね。

このような場を盛り下げる行為も、罰金が課せられる場合があるので注意が必要です。ぜひ接客をする際には「自分が聞かれても不快に思わないか」「場の雰囲気を盛り下げないか」に注意して接客するようにしましょう。

爆弾行為はホストとして致命傷！気をつけよう

今回はホストとして致命傷となる「爆弾行為」についてお話ししました。ホストの罰金は非常に高いものが多いです。良かれと思った行動でも相手にとっては不快に感じることは少なくありません。接客する時はお客さまを思いやる気持ちが大切です！ぜひお客さまとよりよい関係を作り、日頃の営業に精を出してみてはいかがでしょうか！