サパークラブとは、「キャバ嬢やホストなど、夜職の人を楽しませる」という目的でつくられたお店。たいていのホストクラブは、終電近くの0時や1時までで閉まってしまいますが、サパークラブであれば、営業時間は0時から5時までのお店が大半。
夜職の人の「仕事終わりに一杯飲んで楽しみたい!」「アフターでお客さまと行きたい!」というニーズに合わせているわけですね。
お客さまの性別は問いませんが、女性のお客さま、とくにキャバ嬢が多いのも特徴のひとつ。店員は、イケメン男性が多く、ただしホストクラブと違って、お客さまの隣にしっかりついて接客する必要はなく、カウンター越しに接客します。
店によっては店員によるショーが行なわれることも。エンターテインメント性が高く、「お酒を飲んでわいわい盛りあがりたい!」というシーンにぴったりです。
いっぽうでボーイズバーは、サパークラブと同様、朝まで開店しています。店員はお客さまの隣にぴったりくっついて接客するのではなく、カウンター越しに接客する点も、サパークラブと同じ。実際のところ、「サパークラブ」と「ボーイズバー」の違いはほとんどないのです。
サパークラブにせよボーイズバーにせよ、「イケメン店員が、カウンター越しにお酒を注いで一緒に飲んでくれて、盛りあげてくれる」というお店。店員にはホストのようなノルマは課されません。
そのため、「ホストをやってみたいけど、ちょっと怖いな……」というかたであればおすすめ! ホストのように大金を稼げるわけではなく、「一般的なバイトよりはやや高時給」といったレベルですが、「ドリンクバック=ドリンクの注文がとれたらプラス」「指名バック=使命されたらプラス」といったように、歩合が発生するチャンスがあります。
バックのシステムは店によって異なりますが、頑張りしだいではかなり稼げる可能性も!
ホストとして働くなら、ホストを本職と決め、週5〜6日勤務でがっつり働くもの。しかしサパークラブやボーイズバーでは、「週数日のバイト」感覚で働く人が多く、ホストクラブのような「水商売の雰囲気」「頑張れば歩合をもらえるチャンスがある」という風土のなかで、ホストよりもゆるい雰囲気で、気楽に働くことができるといえます。
くわえて、サパークラブのなかには、ショーやカラオケなどのパフォーマンスが行なわれるお店もあります。ダンスなど、なにかしらのパフォーマンスの道を極めたいという人であれば、大きな学びを得られる場といえます。
サパークラブやボーイズバーと異なり、ホストクラブは完全歩合制。自分の営業努力がそのまま給料に直結します。「夜職1本で大金を稼ぎたい!」という人であれば、ホストクラブが断然おすすめですが、「多少の歩合はほしいけど、ホストほどがっつり働かなくていい」という人であれば、サパークラブやボーイズバーがおすすめです。
くわえて、「メンズキャバクラ(メンキャバ)」という形態のお店もあります。これはホストクラブの性質に似たお店で、店員は指名してくれた女性客の横に座って接客します。
ホストクラブとの大きな違いは、料金システム。ホストクラブは基本的にはフリータイム制で、お客さまはテーブルチャージと指名料、飲食代などを支払います。しかしメンキャバは、キャバクラと同じように時間制の料金システムを採用しており、お客さまは滞在した時間が長ければ長いだけ料金を支払い、これにくわえて指名料や飲食代が発生します。
給料のシステムも異なります。完全歩合制であるホストクラブは、売り上げが上がればいくらでも稼げますが、売り上げがなければ給料はゼロ。いっぽうで、メンキャバは「保証給+歩合給」を給料としており、指名がとれなくてもあるていどの給料が保証されるので、安心ですね。
しかし、ホストクラブとメンズキャバクラとでは、「歩合」の割合が大きく違います。ホストクラブであれば、歩合給は40パーセントから90パーセント(!)といったところが一般的ですが、メンズキャバクラの歩合は、5パーセントから20パーセントほどと、雲泥の差があります。メンキャバは「保証給」によって最低額は保証されるとはいえ、やはり大金を稼ぎたいなら、ホストの道に進むべし!です。
ホスドラでは、ホストクラブだけではなく、サパークラブやボーイズバーなど、さまざまなジャンルのお店を紹介しております♪ どの道に進むべきか迷っているのであれば、お気軽にLINEでご連絡ください!