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ホストクラブの「掛け」の仕組みと実態は?

ホストクラブの「掛け」の仕組みと実態は?

基礎知識
2021.05.19
ホスドラ編集部
ホストクラブなどの水商売業界においてよく聞かれる、「掛け」という用語。

これは「売掛」「売り掛け」の略で、お客さんがホストクラブで使った代金を立て替えてあげるシステムで、つまりはお客さんの借金です。

今回のホスドラ編集部では、「掛け」の仕組みと注意点についてレクチャーしちゃいます♪

「掛け」の基本は、「担当ホストと指名客との個人的な金銭の貸し借り」!

「ツケ」として支払い金額を立て替えてあげれば、お客さんの手持ちがなくても、売り上げをどんどん上げることができます。

お店によってルールは異なりますが、「掛け」としてお客さんの代金を立て替えるさいには、お店が立て替えるパターンと、ホストが立て替えるパターンとがあります。

かつてはお客さんの費用を立て替えてくれるお店が多かったのですが、最近では「担当ホストと女性との個人間で現金を貸し借りする」という建前をとるお店がほとんど。

この背景としては、掛けを踏み倒すお客さんがあまりにも多く、店側としてトラブルに対応するのが大変だったからだとか……。

しかしそのぶん、担当ホストの負担とプレッシャーが増えたといえます。

お客さんの掛けは、基本的には各ホストが締め日、すなわち月末までに回収しなければなりません!

売り上げのためにホイホイと掛けを容認していると、最終的に「掛け飛び(=お客さんが掛けを踏み倒して音信不通になること」されたときのダメージが甚大です……

「掛け」を回収する方法は?

期日までにお客さんの掛けを回収するには、とにかくお客さんに回収をお願いするしかありません。

電話でもLINEでもメールでも来店時でも、連絡をとりつづけることがマスト。

具体的に回収を迫る内容ではなくとも、連絡を絶やさずにいることで、お客さんと親密な関係をキープするようにしましょう!

人間心理として、自分に優しくしてくれる相手からの借金は、踏み倒しにくいもの。

一方、ホスト側としてはなんとしてでも回収したいという気持ちはありますが、焦って高圧的な態度をとるのは厳禁!

とくに、住所を突き止めて実家を訪問して取り立てるというのも、あまり得策とはいえません。

怖がられて掛け飛びされる可能性もあるし、弁護士に相談されて「脅迫された」と訴えられるリスクもあります……。

消費者金融を勧めるなどはもってのほか!

「掛け」を回収できないとどうなる?

ホストは、掛けを回収できなければ、自腹で未収分を支払わなければなりません。

毎月の給与から勝手に天引きされてしまいます……。

「お客さんに尽くす」という立場ではありますが、自分のお客さんをちゃんと管理するのも、ホストの重要な仕事!

接客するうえでは、無理にボトルを入れさせたりせずに、お客さんに負担のないような遊びかたをすすめましょう。

そのほうが、結果として「この人、わたしのことをしっかり考えてくれてる!」と好印象を与え、長く来店してもらえるはずですよ♪

同時に、未成年のお客さんに掛けをしたのであれば、大問題!

ホストクラブは「未成年NG」の店が多く、未成年を入店させたということで、お店の非が問われることとなります。

そもそもの話ですが、お客さんの属性はしっかり把握しておきましょう!

「掛け跳び」は法律的にOK?

実は、法律上で「飲食店において、飲食代を支払わなくても、請求後1年以上経てば支払い義務は消滅する」と定められています。

ホストクラブであれば、2020年からは法律で、「ホストクラブへの掛けであっても、担当ホストへの掛けであっても、消滅時効は5年」と定められました。

すなわち、掛け跳びしても5年以上すれば、返済義務がなくなるわけですが、「法律的に無効と逃げられないためにも、次の点を覚えておきましょう!

①ホストクラブへの支払い義務が消滅するのは、「請求後」から5年!

上記に述べたとおり、請求して5年が経過すれば、法律的にはお客さんがお金を返済する義務は無くなります。

すなわち、たびたび正式に請求すれば、「その時点から1年以内は支払い義務アリ」とみなされます!

月内に売掛金を回収できなくても、お客さんには頻繁に回収を依頼することが有効です。

②借用書を活用しよう!

最近では、掛けに際して「借用書」を作成するホストクラブも増えています。

お客さんが飛んでしまったら、ホスト自身が大きな損害を被ることになりますが、店としても一大事。

そのため、店として、掛けは「担当ホストとお客さんとの個人的な問題」というスタンスですが、掛けが発生した時点でお客さんに署名や捺印を依頼するのです。

民法的にOKな書面があれば、訴訟になっても、勝つ確率が非常に高くなります。

まとめ

掛け飛びするお客さんに非があるとはいえ、掛け金を回収できるかどうかは、非常に微妙なところ。

お客さんが飛んで音信不通になったり、裁判沙汰になっても「支払い義務なし」と判断されたり……。

掛けというのはグレーな部分が多く、「飲食代を踏み倒すほうが絶対に悪い!」とは、一概にいえないところがあるのです。

売上を上げる意識は高く持つべきですが、身の丈に合わない派手な遊びかたを容認せず、無理なく楽しんでもらうことが必要!

できるかぎり掛けに頼らず、指名客と信頼関係を結んで、売れっ子ホストをめざしましょう♡

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