まず、不合格の根本的な原因を取り除いておきましょう。1つ目は年齢制限です。ホストになるには年齢制限があり、18歳以上でなければ働けないという決まりがあります。「ホストにどうしてもなりたい!」と言っても「年齢が17歳だった」「18歳だけど高校に在籍している」という場合は面接に突破できないので注意が必要です。身分証を詐称することもお店に迷惑がかかってしまうため絶対にやめましょう。
年齢制限を突破したら次に注意すべきは身だしなみ。煌びやかなホストの世界で、見た目に気を使えない人が欲しいはずがありません。「これが俺の個性だ!」と言ってもやはりお店に合わない人は落とされてしまいます。
身だしなみ同様に体臭など、清潔面にも気をつけなければいけません。ホストクラブは女性に夢を与える場所です。それなのに体臭が臭いという人や口臭が……という人はドリームクラッシャーになってしまうでしょう。香水をつけたり口臭ケアをしたりと、自分なりに工夫が必要です。
面接の質問は予め回答を準備しておくことをおすすめします。ほぼ確実に聞かれるのが「ホストになりたい動機」。ホストは「やる気」や「ハングリー精神」が問われる職業です。この動機に関してはしっかりと答えを考えておくといいでしょう。
もちろん「お金を稼ぎたいから」という理由でもいいですが、「将来◯◯がしたいから」というようなお金が欲しい理由を具体的に説明できると好印象です。
そして他に聞かれる代表的な質問は以下のようなものがあります。
・お酒が飲めるかどうか
・いつから働くことができるのか
・源氏名はどうするか
・ホスト経験の有無
・寮を使用するかどうか
・どんなホストになりたいか
これらの質問は、正直に答えた方が好印象です。お酒が飲めないのに「強いです!」と言った場合、後々自分が苦労します。コミュニケーションがしっかりと取れるのかをチェックしているのですから、とんでもない回答をしない限りは特に問題ないでしょう。
もちろん面接での態度も合否の大きな要因となります。例えば、面接なのにだらっとした姿勢で受けていたり、質問の受け答えが小さな声で聞き取りづらい、髪型がボサボサで清潔感がない、服装もシワシワでホストらしくない……など接客業にふさわしくないと思われるような容姿や態度では面接に受かることはまずありません。
お店側はハングリー精神とやる気がある男性を求めています。お店側は顔だけで判断しているわけではありません。清潔感を大切にし、堂々と面接に挑みましょう。
面接の最後に「何か質問はありますか?」と昼職でも聞かれることがありますが、ここで「質問はありません」と答えてしまうと印象が薄くなってしまいます。そのため、お店に関して気になることはどんどん質問していきましょう!
給料面はもちろん、どんなお客さまが来るのか、お店での決まりごとについてなど、お店に関することなら快く店側も答えてくれるはずです。そして、その質問する姿勢が働く意欲にも繋がります。面接を受ける前に質問もいくつか考えておくといいでしょう。
ホストの面接も昼職と同じく狭き門です。ですが、お店側はやる気のあるキャストを常に求めているので受かりやすいと言えるでしょう。あとはあなたのやる気次第です!