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ホスト用語「お茶を引く」ってなに?ーー「お茶なう」ホストのための解決策も!

ホスト用語「お茶を引く」ってなに?ーー「お茶なう」ホストのための解決策も!

基礎知識
2021.09.25
ホスドラ編集部
ホストの業界用語でよく聞くのが「お茶」「お茶を引く」「お茶引き」という言葉!

今回のホスドラ編集部では、「お茶を引く」の意味を徹底解説♪

「お茶なう」の状態を脱するためにはどうすればよいか、歌舞伎町ホストの現役スカウトマンT氏にもお話をうかがい、具体的なアドバイスをいただきました!

「お茶を引く」ってなに?

「お茶を引く」とは、ホストが暇な状態を指します。

派生系として「お茶引きホスト」という使われ方もありますが、これは「お客さんが来なくて暇なホスト」のこと!

ほかにも、「お茶っ引き」や「お茶」など、いろいろアレンジされますが、ホストたちの基本の共通言語なのです。

お茶引きホストは、「坊主」とも呼ばれます。

坊主というのは、お坊さんの中でも下っぱのランクで雑用全般をこなしますから、入店したてでヘルプばかりの新人ホストに使うことも多いようです。

「お茶を引く」の語源トリビア!

ホストクラブやキャバクラなどでよく使われる用語「お茶を引く」ですが、その語源は江戸時代の遊郭に関係する、意外と歴史のある言葉!

かの有名な吉原の遊郭では、お客さんが来ず暇な遊女には、お茶の葉を臼で引いて抹茶を作るという仕事をさせていたそうです。

つまり、「暇なら別の仕事をしていなさい!」ということだったんでしょうね。

「お茶引き」に陥る理由と対策!

ホストであれば、お茶引き状態はなんとしてでも避けたいところ!

お茶引きホストの特徴と対策をまとめてみました♪

①指名客がいない!

意気揚々とホストデビューしても、正直な話、新人のときはだれもがお茶引き状態になります。

キャバクラなどと違って永久指名制が基本のホスト業界では、新人ホストは新規客からしか指名をとることができません。

もちろん、ホストを続ければそれだけ知り合ったお客さんが増えて指名チャンスが得られますが、周囲の先輩ホストも含めたみんながライバル。

そんななかで、新人が指名をとるというのは、なかなか厳しいですよね……。

対策!――焦らず一人ひとりにしっかり向き合うのが◎

新人ホストや売上の上がらないホストであれば、「とにかく指名がほしい!」と焦ってしまうことでしょう。

その気持ちから、「とにかく営業しなきゃ!」と当たるお客さんの数をひたすら増やそうとするホストもいます。

そのガッツは◎ですが、陥りやすいのが、一人ひとりのお客さんをおろそかにしてしまうこと!

もちろん、指名客を増やせばそれだけ売上は上がりますが、大切なのはお客さんの数ではありません!

たとえば、「1回1万円使ってくれる客」を7人捕まえるのと、「1回7万円使ってくれる客」をひとり捕まえるのでは、結果は同じです。

ここで、ホスドラ編集部では、歌舞伎町ホストの現役スカウトマンをやっているT氏に話を聞いてみました!

T氏:ぶっちゃけ、客の数はそんなに重要じゃないんですよ。新人だったら、「1週間に1回来てくれる客」をひとり捕まえればいいんです。こう考えるとハードルが下がる。現にぼくがこれまでスカウトして入店させたホストで長続きするのは、それができるホストです。
多いのが、「いっぱい指名とらなきゃ」と焦って自爆するタイプですね。「たくさん指名客捕まえよう」だとツライけど、「ひとり捕まえよう」だとだいぶ気楽になるでしょ。

ホストを続けていれば、「1週間に1回来てくれる客」がだんだん増えて、それで売れっ子になっていくんですよ。

②営業していない!

「ひとりずつしっかり客を捕まえる」といっても、もちろんそれは営業努力なくしては叶いません!

ホストの成績には、個人の「営業努力」がわかりやすく出ます。

お茶引き状態で暇ならば、その時間を割いて全力で営業することが重要です。

対策!――とにかくガツガツやろう

営業努力というのは、非常に地道な作業です。

お客さんへの営業LINEやメールに電話は当然で、ときには路上でキャッチをすることもあります。

しかし、この目立たない仕事をコツコツやっているかが、「脱・お茶引き」の分かれ目!

どんな人気ホストでも、みんなこの地道な営業を行なった先に現在の地位があるのです。

同時に、たとえ指名客を得ても、ちゃんとフォローしなければ離れてしまうかもしれません。

永久指名制だからといって、そもそもお店に来てくれなくなる可能性もあります。

ここで、ホスドラ編集部では再びT氏にお話をうかがいました!

T氏:営業のやりかたはそれぞれ違いますけど、本気でやっていない奴はすぐにわかりますよね。楽して売れっ子になれるわけはないんですよ。
「ホストは簡単に稼げる」という印象を抱く人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。ホストは頑張った人だけが生き残れる世界。だから売れっ子ホストというのは、輝いているんだと思いますね。客の女性だって、真面目に頑張れる男に惹かれてお金を使うわけですよ。

まとめ


ホストというのは実力主義の厳しい世界ですが、努力すれば必ず上に上がるチャンスがあります。

自分がいままさに「お茶引きホスト」であることを感じているのなら、まずは本気で営業してみましょう!

今回コメントをいただいたT氏のお話は、過去コラム「歌舞伎町の現役スカウトマンが大暴露! 「ホストで成功する人」の2つの条件とは?」をご参照ください♪

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